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アゲハ アオスジアゲハ
スタッフの一人が、柑橘類の葉にアゲハの幼虫らしいのがいるのをみつけてきました。そこで、どんな蝶々になるか、店の裏で育ててみました。餌は、グレープフルーツの葉。スタッフが自宅から運んできます。空き缶に水を入れ、グレープフルーツの枝を挿し、メッシュのゴミ箱をかぶせて、飼育しています。
体長5mmほどの幼虫を数匹とってきました。
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成長の早いものは体長12mmほどに成長、背中の白い縞が目立ってきました。
葉を食べる量が増え、頭が茶色のブチ模様になってきました。
体長22mmとかなり大きくなりました。
12時55分、一匹の背中の縞がなくなり、全体にブチブチ模様になっていました。
13時27分、一匹が変色しはじめ、体の半分以上がきれいな黄緑色に変わっていました。
14時17分、すっかり変色し終えました。
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変色した幼虫は急速大きくなり、体長30mmになりました。
3匹の幼虫が変色を終え、残りの幼虫も変色間近の形になりました。変色した幼虫はしきりに葉を食べ、グレープフルーツの枝はマルボウズになってしまいます。幼虫の体長は35mmになりました。
幼虫の食欲はすごく、昨日の夜、たくさん葉っぱを入れておいたのに、朝来てみると葉っぱはなくなり、栄養不良のような幼虫もいました。そこで、大きな方から4匹残し、あとは、鉢植えのムクゲの枝に移しました。そして隣にはグレープフルーツの鉢を置きました。さて、自分で移動するでしょうか。幼虫は、大きなもので45mmになり、とてもユーモラスな顔をしています。
2匹の幼虫がゴミ箱のメッシュにしがみつき、動かなくなっていました。大きさも30mmとかなり小さくなり、サナギなる寸前かなとおもいます。また、昨日4匹を残して外に出したのに、今朝数えると6匹いました。外に出したものが、メッシュの底のわずかなすきまから、戻ってきたみたいです。ムクゲの木には一匹もおらず、隣に置いたグレープフルーツに1匹。餌の葉をよく知っているようです。
昨日動かなくなった2匹は、すっかりサナギになっていました。また、他に2匹、動かなくなりました。
最初にサナギになったものです。写しにくいので、カゴを逆さにして撮り、そのあと画像を回転して上下をそろえました。背の方が黄色み
を帯びてきました。右の写真はグレープフルーツの鉢植えに移動したものです。ゴミ箱をかぶせた方のものは、メッシュに遮られて観察しずらいため、今後、こちらも観察しようと思います。
背中の細かい茶色の点の数が増えてきました。
ゴミ箱の中の残り2匹も、外の鉢の1匹も、食べる量が減ってきたみたいです。数が減ったからそう感じるのか、それとも、そろそろサナギになるからなのかな。
ゴミ箱をかぶせた方も鉢植えの方も、昨日と同じようで、あまり変化はありませんでした。
鉢植えの幼虫を棒で突付いたら、オレンジ色の角を出しました。本で調べたところ、身を守るために角をだし、臭いにおいがするとの事でした。
サナギの様子は昨日とあまりかわらないけど、心なしか表面が薄皮のように
なってきました。鉢植えの幼虫は少し小さくなり、枝の上を動き回っていました。昼頃にはサナギになる場所を見つけたようでしたが、昼過ぎみると、影も形もありません。よく見ると、枝と植木鉢の土の上に緑の汁のあとが。小鳥に食べられてしまったようです。
サナギの様子に変化は見られません。昼頃、ゴミ箱の中の幼虫の一匹はメッシュに、もう一匹は空き缶のフチで動きを止めていましたが、夕方見るとどちらも、メッシュにしがみついてサナギになりかけていました。(写真右端:こちらの写真もカゴを逆さにして撮り、そのあと画像を回転して上下をそろえました。)幼虫はサナギになるとき、しっかり固定できる場所を必死に探すみたいですね。
今日もサナギの様子に変化は見られません。
また、昨日サナギになりかけた幼虫は、カゴを持ち上げたときに、ピクリと動きました。最初にサナギになった方はメッシュにくっついた翌日にはサナギになったのに。そういえば成長の遅れた幼虫は、緑色の期間も長かったようです。幼虫初期の栄養状態の差なのか、個体ごとの遺伝的な差なのか、不思議ですね。こんなに成長に差があるのは、ひょっとしたら、被災(天災や天敵)時、種が生き残るための戦略なのかな、とも思えます。
最初にサナギになった方は、今日も変化なし。
昨日サナギになりかけていた方は、すっかりサナギになっていました。これで6匹全部がサナギになりました。
どちらのサナギにも、ほとんど変化は見られませんでした。
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朝、メッシュのゴミ箱の中に、きれいなアゲハチョウがいました。最初のサナギは薄茶色に変色して、空っぽのようです。羽化する様子を見たかったのに残念。でも無事蝶になってよかったです。でも、サナギにはチョウが出てきた裂け目が見当たりませんし、30mmほどの小さなサナギの中に、アゲハチョウはどんな風に入っていたのかも不思議です。
この羽化したサナギと同じ日にサナギになったものが一匹、サナギのままで、少し茶色味を帯びていました(右の写真の左側)。こちらに期待して夕方までまちましたが、羽化しませんでした。今夜はつれて帰って、明日早朝から観察します。(右の写真の右側は、最後にサナギになったものです)
5時ちょっとすぎに見に行くと、もうすっかり羽根を伸ばした蝶が、カゴの中を動き回っていました。この分だと、観察は4時頃からしなければだめかもしれません。でも明日からデンパークは早朝6時開園のハス祭り、とても観察してる時間はありません。そこで、「まだ夜ですよ!大作戦」、今夜はカゴの上から箱をかぶせて、夜が明けても明るくならないようにしてかえります。写真右は、次に羽化しそうなサナギです。
10時に、かぶせておいた箱をはずして明るくしました。30分後も1時間後も変化なし、まだ羽化しそうにありません。最初にサナギになったものから約1日遅れでサナギになったものなので、明日か明後日には羽化すると思います。
昼過ぎに見た時には何の変化も見られなかったのに、夕方みると、カゴの中にアゲハが一匹いました。羽化を楽しみにしていた二番目グループのサナギには変化はなく、最終グループのサナギのひとつが空になっていました。第二グループのサナギは、羽化直前の微妙な時期期に、突然時刻を狂わせられておかしくなってしまったのでしょうか。
5時50分、自宅に持ち帰っていたカゴのカバーをはずすと、最後にサナギになった一匹が羽化しかかっていました。でもいくら待ってもそれ以上羽化は進みませんでした。
幼虫のとき一番小さかったので、そのせいなのか、それとも、写真を撮るためにカゴを動かしたのがいけなかったのか、かわいそうな事をしました。昆虫はとてもデリケートなんですね。次に観察するときには、動かさずに写真がとれるよう飼育カゴを工夫し、早起きに努めて、なるべく自然に近い状況で見ることにします。