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6月 (H18.7.12更新)

アジサイ

 6月も初めのころは、遅く咲き始めるバラ(花木園のケアフリーデライト、鉄砲山のテリハノイバラなど)もありますが、中旬すぎ頃からは何といっても、アジサイが主役です。
 風の丘から鉄砲山に渡る橋の右にはアジサイが、左がわにはガクアジサイが、一斉に咲きます。橋を渡り左に、ガクアジサイの群生の中にのびる小径をたどると、眼下に池の水面が望めます。このあたりは公園が出来る前からの大木が夏の日差しを遮り、涼やかな遊歩道になっています。木の葉から滴る雨に濡れたアジサイを見ながら散策するのも、ロマンチック。(お相手次第?) 



ヤマアジサイ

 ヤマアジサイを愉しむなら、おすすめはガーデンレストラン前の「テラスガーデン」。風の丘の右の坂道を登りつめると到着です。白い大きなパラソルが何本もひろがり、その下には白いガーデンテーブルとイスが並びます。そして奥の円形のスペースを取り巻くように、いく種類ものヤマアジサイが植えられています。ヤマアジサイでは、祖谷テマリ、紅花ヤマアジサイ、剣の舞、白扇、伊予冠雪、清澄沢アジサイ、七段花、伊予しぐれ、秋篠テマリ、伊予錦、伊予テマリ、肥後絞り、舞妓、紅テマリ、深山八重紫、七段花錦、伊予絞り、白富士、黒姫アジサイ、紅、大虹など、ガクアジサイでは、城ヶ崎、伊予の五月雨が、そして他にも、奥多摩コアジサイ、エゾアジサイ、八重咲きアマチャ、アマギアマチャ、オオアマチャなど、たくさんの種類があります。






 ここテラスガーデンは広い通りからは奥まったところにあり、いつきても比較的静か。小さな滑り台や木馬もあるので、小さなお子様連れのご家族には最適です。繁忙期には、ガーデンレストランがアイスクリームや焼きソーセージを販売しますし、近くの地ビール工房では、地ビールのカップ販売もしていますので、ご利用ください。

ヤマアジサイの展示会

 平成18年には鉄砲山で、ヤマアジサイの展示会が開かれました。デンパークのコレクション約40種類に植物友の会の出品を加えて多数展示された他、ヤマジサイとアジサイの違いや、ヤマアジサイの種類の説明パネルもあって、楽しい展示会でした。木々の根元に植えられたテラスガーデンのヤマアジサイは自然な雰囲気の中で楽しめていいものですが、年にとっては花つきの悪いときもあり、また、花の咲く時期も種類によって異なるため、いろんな種類のヤマアジサイを一度に見るには、こうした催しもいいですね。展示されたもののいくつかを紹介します。


テラスガーデン・クラブハウス・地ビール工房付近


 アジサイから他に目を移すと、ここテラスガーデンでは、ヤマボウシが白い花で覆われています。また、このあたり一帯に甘い香りが漂っていますが、これはクラブハウスの前にある大きな菩提樹の花の香りです。香りに誘われて蝶々もたくさん寄ってきます。
 温室からクラブハウスへ向かう坂道の左側には、ケムリノキがあります。ここのケムリノキはまだ小さくて見ごたえに欠けますが、大きな木は、大温室の一番奥の扉から出たところにありますので、是非見て下さい。

 

 カンナ園では、もうカンナが咲き始めますし、地ビール工房の北側は、ヘメロカリスで黄色く染められます。園芸プラザのムクゲも花を付けはじめていると思います。

花木園

 花木園では、アメリカタマガサノキがめずらしい形の花をさかせています。いろんなアジサイも木漏れ日を浴びて咲いていますが、中には、「ピンクブライト」とか「ピーチ姫」とかかわいい名前のアジサイも咲いています。また、秋に紫の実をつけるムラサキシキブの花も見られます。


カラーリーフ

 デンパークの花の美しさや色あわせの巧みさ、種類の多さは有名ですが、デンマークの花壇が伝統的な西洋のガーデニングの手法に基づいていることや、植えられている木の葉色の多様さとその色あわせのすばらしさについては、残念ながら、まだあまり知られてはいません。でも、5月後半から6月にかけては、カラーリーフのきれいな時期です。デンパークでは園内から駐車場まで、いたるところにカラーリーフを活用していますが、その中でもムーンライトウオークは最高にすてきです。

 ムーンライトウオークには黄色がかった葉色の木々が多く植えられ、その名のとおり、黄色い月光につつまれて歩くような幻想的な散歩道です。サワラの「フィリフェラオーレア」やグミの「ギルドエッッジ」が足元を飾り、中ぐらいの高さには黄金テマリシモツケ、そしてライム色のハリエンジュ「フリーシア」やネグンドカエデ「キリスゴールド」、セイヨウニレ「ダンピエリオーレア」、グラスウオーク近くにはアメリカキササゲ・オーレアや黄金アケボノスギ等の木が金色の葉をゆらしています。さらに、ベニバスモモの濃い紫や椿の深い緑、ギンドロの白っぽい葉色などが、絶妙のアクセントになっています。この時期には、キンシバイも咲き、満開になると、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたようになります。
 また、池の対岸の、アジサイやガクアジサイ、池に茂る水生カンナも見ごたえがあります。

 6月になると、園内の花も木々も、来るべき夏の暑さ備えて、枝を伸ばし葉を茂らせて、一層深い緑に身を包み、4月の花や5月の新緑とはまた異なって趣深いものがあります。地ビール工房のレストランでは、毎年6月に、麦の収穫を祝って、地ビールの飲み放題を実施しております。なんとなく物憂いこの季節、しみじみと地ビール酌み交わしてはいかがでしょう。

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