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9月 (H18.10.15更新)

 9月の声を聞くと、ここデンパークにも秋の風が立ち、木々も草花も元気を取り戻しはじめます。マーケット前のメルヘン号の乗り場からクラブハウスにむかい、三叉路を右に進むと、左手に大きなアメリカフヨウの花がみられます。そして、もう少しすすむと、これも左手にスイフヨウがさいています。スイフヨウは漢字では「酔芙蓉」と書くようです。朝、白いおおきな花を咲かせ、昼にはその花がほんのりとピンクに染まり、そして午後にはだんだん紅みをまして、夕暮れどきついに酔いつぶれたように萎みます。お休みの日には私も、このように一日を過ごしたいと、花を見るたび思います。


 カンナ園のカンナも元気を取り戻しはじめます。7月にはまだ咲かないカンナも幾種類かありましたが、9月にはすべてのカンナが咲きそろいます。カンナ園の向こう側、花木園の周囲に植えられたバラは、たくさんの赤い実をつけています。花木園の中に入ると、シロミノコムラサキやアメリカカンボクの実が見られます。また、クリスマスホーリーは青い実をいっぱいつけていて、クリスマスの頃までに、真っ赤に色づくのを期待させます。
 

 マーケット前のメルヘン号の乗り場付近にヌマスギの大木がありますが、実がだんだん大きくなってきました。ちかくではマテバシイの大きな実がすっかり色づいています。
 マーケット前から東ゲートに向かうと、三叉路の反対側、ムーンライトウォークに下るところでは、シデコブシの松かさがうねったようなおもしろい形の実がはじけて、中から赤い実が顔を出しています。

 
 テラスガーデンでは、ヤマボウシの実が色づきかかっていますし、ハシバミの実も大きく膨らんでいます。一番たくさんの木の実が熟すのはやはり10月になってからですが、10月を待たずに落ちてしまう実もありますし、また、葉陰からはずかしそうに顔をだしている木の実を探して歩くのも楽しいです。

グラスウォーク

 デンパークの中でも、グラスウォークには、一番早く秋がきます。9月を待たずハンパスグラスは白い穂花を咲かせますし、桂の木の葉は色づきはじめ、オミナエシ咲き乱れます。そしてあちらこちらに、いろんな色のリコリスが咲き始め、下旬にはヒガンバナが群生して咲きます。デンパークでは、鉄砲山の池に面した土手からヒガンバナが咲き始め、次いで鉄砲山、グラスウォークと順次咲き始めます。シオンやワレモコウも咲き始めますし、7月から風にゆれる姿で目を楽しませてくれたペニセツムやニセコバンソウにも、秋の風情が漂い始めます。ここには秋の七草のフジバカマもありますが、咲くのは10月になってからのようです。

 グラスウォークには、いろんな種類のリコリスがあり、オフホワイトやブルーパープルは8月のうちに咲きはじめ、次いでインカルナタ、スペラードが咲き、ジャクソアナ、オーレア、ホウディシェリーと移りかわります。シロヒガンバナやショウキランはさらに遅く、見頃は9月末か10月初め頃になります。



 水のステージの右側の池ではオニバスが見頃を迎えます。オニバスの花は同じ花が3回くらい咲きます。一回目は真っ白で、2回3回と回を追うごとに赤味を帯びてきます。また、一回目の花は閉じる時間が早く、だんだん遅くまで開いているようになります。8月中頃から咲きますが、初めの頃は夜咲いて、朝には閉じてしまいますが、だんだん閉じるのが遅くなり、9月の終わりには昼間に花を見ることも出来るようになります。

コリウスコレクション

 平成18年には、大温室奥のガーデンルームで、たくさんのコリウスが展示されました。公園には秘密の花園などの花壇にも、プラムボーダーなどにもその多彩な葉色を巧みに組み合わせて、使われていますが、今回のように一箇所に集まると、その多様さに圧倒されます。植物園としての性質をあわせもつデンパークならではの企画展ですね。
 左の写真は左から、ジェニー、アスコットワインです。下の写真1段目は左から、アカネ、ボルドー、クロンダイク、エルスプレモ、2段目はエトナ、ゴールド&スポット、ゴールドミスト、グレートサカナシです。

 下の写真の上段左から、ハワイゴールド、インキーフィンガー、ミルキーウェイ、ミラクルレインボー、下段左から、オレンジシュード、オレンジドラゴン、パイナップルビューティー、プラムパーフェイド。

 下の写真の上段左から、プミルス、レッドマース、スキゾフレニア、シャトルーゼラッセル、下段左から、エスオーエス、ウォルターナー、ウェブダイナステイ、イエローモス。